庵主の日記 マイルドスクエア



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鑑賞 「法然と親鸞」           平成21年如月25日


 
 前進座の公演を、国立文楽劇場にて2月21日鑑賞しました。  

 源平争乱後の混迷の時代に、民衆と無関係な貴族仏教から
 民衆を救う浄土宗を開祖した法然上人。

 多くの先駆者が、いばらの道を歩まれたように
 弾圧と遠流(おんる)と死後までの墓堂破却が
 法然上人に、おおいかぶさる。
 名利を離れ、徹底して弱者の味方をされる。
 
 当時は、天地を逆さまに引っ繰り返したくらい常識からかけ離れた
 思想であったであろう。
 しかし非難や弾圧に、信念がゆらぐようなことはなかった。


 親鸞聖人も、既成仏教の煩悶のなかで、法然上人と出会い
 弟子となります。

 法然69歳 親鸞29歳 

 若き親鸞の求道心に、法然はいかなる魂を与えたか。

 6年の歳月後、二人は、政治権力よりの弾圧で
 四国と越後に、流罪になります。

 流罪 自分は今まで悲壮的にとらえていたが、
 底知れぬ深い肯定が、かいま見れる。

 そして
 前進座の気魄で重厚な舞台に、釘付けになる。
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by akitakazu | 2009-02-25 11:58

与謝野家の人々           平成21年如月18日


 「親いろせ神何あらんとぞ思ふああこの心猛くあれかし」


  少子化の現代から想像のつかぬ、11人の子どもを育てた
  歌人、与謝野晶子の歌でございます。

  約五万首の歌を詠み、政治、家族制度、社会問題に鋭く活発に発言した著作。
  文部省の制度に縛られない文化学院の創立など。63年の生涯にわたる業績。

  どれをとっても半端ではない。

  
  与謝野馨 経済財政担当相(財務・金融相も兼務)は、
  祖父与謝野鉄幹と、祖母与謝野晶子のことにこう述べている。

  「家計、子育すべてを担った晶子と、さまよう鉄幹。
  巨大な才能と向き合える人間としての魅力が鉄幹にあったのか。
  晶子には欠け鉄幹に備わっていたものは何だったのか。
  自分はどちらなのか。
  
  人間の才能の発露は複線形だとつくづく感じる。
  釣り合わないような才能が反発しあったり引かれあう不思議。

  それこそが、人間の本質か。

  政治の世界の深淵もその辺りにあるのだろう。」


  2月16日内閣府が発表した平成20年10月ー12月期の
  実質GDPが前期比年率12.7%減と落ち込んだ。

  昨日の記者会見で与謝野氏は、こう述べた。

  「戦後最悪、最大の経済危機だ。」
   



   

  
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by akitakazu | 2009-02-18 12:56

お豆さんに、はまっています       平成21年如月9日


  生命の源として栄養豊富な、お豆さん。

  先週の節分には、もったいないと思いながら
  無農薬大豆で、豆まきをしました。
  「鬼は外 福は内} 連呼でございました。

  立春すぎた数日後
  味噌づくりのレクチャーを受けました。 
  1年間熟成させるんですね。

  先日の「大豆の恵みをいただく会」で教えていただいた
  「呉汁」にも、挑戦いたしましょう。

  豆乳 おから 豆腐 湯葉 味噌 醤油
  なんという変身術!
  
  小さいけれど、大豆という。 
  ちいさな粒にすごいパワーでございます。

  マメに暮らす、日々でありたい。
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by akitakazu | 2009-02-09 11:33

映画「禅」を観る              平成21年如月2日


 気高く、清冽で孤高の道元禅師の半生の映画化です。

 時の権力者、北条時頼に禅の教えを説き
 池に映った満月を斬ろうとして斬れぬ場面や
 棚田の水面にいくつもいくつも輝いている満月。

 美しい映像と、道元の思想が心に澄みわたる。

 「水に月のやどるがごとし。月ぬれず、水やぶれず」

 「こんな点をみると、どうも道元という人は気ちがいだと
  しかいいようがない。もっとも、いつの世も、
  世の中を作っていく人は、こうした人だと思うんです。
  悟りはわからないが、道元という人は、分かるような気がする。」

  井上ひさし氏の「私の道元禅師」のなかの一節です。
  私は、この一節が、蒙昧なる我も納得でき、好きなところです。

  中野孝次氏は「道元断章」のまえがきでこう述べられています。
  「正法眼蔵はおそろしく難解。わたしは生涯のすべてを読書に
   捧げてきた人間で、読書のプロだとうねぼれているが、
   そのわたしでも読んでただちに理解できるというわけにいかない。
   こんな経験ははじめてだ。が、わかってもわからなくても読む。」


   ありがとうございます。

   「春は花、夏ほととぎす、秋は月、冬雪さえてすずしかりけり」
   
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by akitakazu | 2009-02-02 01:26


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