さくらんぼを食する。
とまらない、やめられない。
おいしゅうございます。
桜桃忌が、近い。
かなり昔に、太宰治の生家であった青森県金木の斜陽館を訪れた。
たしか、近くに公園があったような気がする。
木々のあいだを、電車がとおり高原のような風景が広がっていた。
この公園のなかの文学碑に
「選ばれてあることの恍惚と不安二つわれにあり」 刻まれている。
太宰が、生涯愛していたヴェルレーヌの言葉
今年は、太宰治生誕100年。
太宰の作品のなかには、ふと、口ずさんでしまうような
珠玉の言葉がたくさんある。
「桜桃」の小説の冒頭。
「子どもより、親が大事と思ひたい」
ああ、さくらんぼは、かぎりなく美味。